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フィリピン英語修行日記 (2013.11-2014.6)

プエルトガレラの最低賃金

一つには宗教的(ほぼカソリック)な理由で、一つには貧困がため、ほかにもいろいろで、政治がいくら頑張っても一向に人口抑制の効かないフィリピンは、労働力がやたらと安い。おかげで私もこうしてワントゥワンの授業を安く受けられるのですが・・・

こちらフィリピンでも、自治体なのか政府なのか、地域ごとに最低賃金の設定がされています、ある機会にプエルトガレラの最低賃金を聞くことができました。

 

その額 260ペソぐらい(確か) 2013年末現在

 

日本円で600〜700円ぐらい。

これ、時給じゃないですからね。日給ですよ。マニラだと450〜500ペソ近いらしいですが、とにかく低い。こちらの生活費は安いと思っている方が居ますが、電気代は日本と同じか、それより高く、ガソリン代は同じ。グロッサリーの価格も良くて1/4ふつうは半額程度です。

 そしてこれはあくまでも役所が決めているもので、実際は下記のようなこともあるそうです。

 とあるホワイトビーチの焼肉屋のスタッフの賃金(すでに潰れた)

休みは週に1日、朝から夜10時ぐらいまで働き詰めで、

1ヶ月の給料 1800ペソ(4000円ぐらい)

という日本のブラック企業顔負けの状態も往々にしてあるそう。 完全にブラックビーチ。

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(写真は学校から見える現地人(たぶんマンギャン族)の家)

若者が多いだけ日本よりマシ、人口ボーナスがある、という事も言われますがこの国の先行きはそれだけでは語れない気がします。こちら、食べ物が微妙なせいか、みんな高血圧で平均寿命はやたら低いし、何故かやたらと学歴社会なので、学校(大学)に行けなかった人はジョリビー(こっちのファーストフード)の店員にすらなれないらしい。貧困が、産業がないから、とにかくいろいろ理由がありますが、全てがリンクしていてどこから手をつけていけば、この国の人は豊かになれるのかなとよく考えますが、答えは出ず、非常に難しい。小さなことからコツコツと、step by stepしか道はないかも?

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ガッコの前に植えられているパパイヤの花。(写真は文書と関係ありません。)

英語も勉強できますが、それ以外にも色々と学びがあります。